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配信者向けオーディオルーティングアプリ、STREAM DIRECTORを公開しました!

おはようございます。

暑苦しい夏を24時間除湿23度フル稼働で過ごしております、ボイラーです。

この記事は昨日リリースした STREAM DIRECTOR というアプリの紹介記事となります。

STREAM DIRECTOR

www.microsoft.com

このアプリはだいたい2024年の8月2日にファーストコミットし、Microsoft Storeに提出したのが8月11日になります。

最初のコミットの図

まあ、つまり最初のバージョンv1.0.3を開発し始めてリリースするまで9日間かかったということになります。

どういう機能があるの?

youtu.be

機能を紹介するのに動画を見てもらったほうが伝わるかな?

サウンド入力・出力デバイスの列挙

STREAM DIRECTORはサウンドルーティングするためのアプリということで、アプリの画面上にダイアグラムが描画されます。

このダイアグラム上にはアプリ起動時に(今のところ)3種類の色分けされた四角形が陳列されます。

  • オレンジ色の四角形:アクティブなサウンド入力デバイス
  • グリーン色の四角形:アクティブなサウンド出力デバイス
  • レッド色の四角形:アクティブな音声を発するプロセス(アプリケーション)

音を矢印で流す

これらの四角形を画面左側の上から3番目のコネクターツールで四角形どうしを結ぶと、矢印の方向に音が流れるというものです。 なお、矢印の起源になりうるのはオレンジとレッドのみで、矢印の向かい先はグリーンのみという制約があります。

下の例ですと、AG03に接続されたマイクが音源で、その音が出力されるのがBenQのディスプレイのスピーカーと、LGのウルトラワイドディスプレイのスピーカーと、同じAG03に接続されたヘッドホンに出力されるのを表しています。音が流れているか確認するには、矢印の中点あたりにレベルメーターが設置されているので、それで確認できます。レベルメーターの横にスライダーが設置されています。これはボリュームを調節するためのツマミで、上にスライドすると流れる音の音量アップ、下にスライドすると音量ダウンとなります。

(このあたりのデザインは成るべくして成ったという感じですが、結構気に入っています。)

複数の音源をミックスする

仮想オーディオケーブルを使って複数の音源をミックス

上図のように、AG03のマイクの音とアプリから発する音をミックスして、CABLE Inputデバイスに出力しています。

CABLE Input, CABLE Outputのようなデバイスは仮想オーディオケーブルデバイスというものでWebからダウンロードして使っています。これが音をミックスするのが便利で図の右のようにミックスした音源は図の左でCABLE Outputから音が流れるのをAG03のヘッドホンから流せる、という感じです。

音をミックスするには仮想オーディオデバイスを使うと便利ですが、下図のようにサウンド出力デバイスに直接複数の音源を入れることも可能です。

サウンド出力デバイスに直接複数の音源を入れることも可

繋がっている矢印は選択してDELETEキーで消す

繋がっている矢印は選択してDELETEキーを押下すると消せます。

消すと、各リソースが適切に破棄されます。

また、アプリケーションを終了すると確認ダイアログがでますが、

了承するとすべての矢印を破棄してからアプリを終了するので安全に終了できます。

機能一覧

Microsoft Storeに記載しているアプリの説明に書いたものを引っ張ってきました。 大体説明できたかな?

誰向けのアプリなの?

STREAM DIRECTOR はオーディオインターフェースをたくさんPCに接続しているようなDJや配信者向けのアプリです。

さまざまな音源をいろいろなデバイスに送れるように作りました。

今後の展望

とりあえずファイル入力・出力機能は作りたいですね。 あとレベルメーターをステレオ化したいですね。

まとめ

多くの人にSTREAM DIRECTORの機能を紹介できたらと思い記事を書きました。 多くの人にSTREAM DIRECTORを使っていただけたら幸いです。 あと継続的に機能をブラッシュアップしつつ、新規機能を盛り込んでいきたいです。